進め!2000円札

二千円札の利用を呼びかけています。画像欠落記事はコメント・  メールにて遠慮なく連絡ください。気付き次第復旧致します。

送別会

さすがに50過ぎになると、勤め先の同世代の同僚の
「送別会」は何ともやるせない気持ちとなる。
「アチラの社長から『ぜひ、来てほしい。』と言われた。」
「ご両親への最後の孝行ということでやむなく。」
なんてタテマエ送辞のあとの二時間ほど
「ヤケ酒」が似合う時間はない。

ということで、「主賓」となった人には「送別」がわかった段階で耳打ちして、
若い時に一緒に過ごした仲間たち数名に声をかけ、ささやかな宴を催すことになる。
2012033018130000.jpg
なにやらエライサンが談合でもするような一室。
「めったに足を踏み入れないアソコで。」ということでアテンド。

会社名を告げれば「ああ。いつもお世話になっています。」という
店主の明るい返事。「いつもお世話になっている」身分にはなれないのが悲しい。
しかも当方もあと10年もしないうちに「会社名」を名乗れなくなる。

「昔話は非生産的でグチだ。」というタテマエはここではご法度。
二十代を公私共に過ごした者たちの思い出話は尽きない。

酔いしれて外に出て、久しぶりにカラオケルームに。
最年長者が一曲歌うなり「ああ、久しぶりにスッキリした。」とつぶやく。


春風や肩を急ぎて吹き過ぎぬ



スポンサーサイト

PageTop

「麒麟の翼」みたび

さて、同じ本で3回目のブログ記事とは我ながら珍しい。

この本を読んで誤解の無いように一言申し上げたいのである。

被害者のの青柳氏はメーカーで工場長も務めた
部長クラスのサラリーマンという設定である。

その立場の人が労災隠しをして、氏の上司に当たる担当役員は
「そんなことは知らなかった。青柳からは何も聞いていない。」
と釈明する場面がこの小説にある。

言うまでもなく、このような言い訳がまかり通ったのは
せいぜい1980年代までであろう。

詳しい法律は忘れたが、今では取締役はこのような
言い逃れはできないはずである。
つまり青柳氏がもし「労災隠し」をしていたならば
担当取締役にも責任が発生するはずだ。

さらにこのような労災隠しが横行する職場ならば
労基局に匿名で訴えたり、ネット上でバラす
従業員が出てくること必定である。

そうなると、今ではたちまち信用が失墜し、
最低限でも取引停止や新卒者採用の不調といった形で
企業経営に大きな影を落とすことになる。
従い、それなりの企業(上場クラス)ならば
このような「労災かくし」は、タテマエでも本音でも
現在は厳しく禁止されている。


このあたり、大卒後メーカーに勤めた経験のある
東野氏にしては詰めがあまいのでは。
氏が就職したころとは企業倫理や、従業員を取り巻く
情勢は随分と変化しているのである。

そこのところ気になったので一言申し上げる次第である。


歩いても冷えし体はそのままに

PageTop

価格カルテルで集団訴訟~主要サプライヤー相手に

 自動車用ワイヤーハーネスの価格を10年にわたって不当に設定していたとして、主要サプライヤー8社に損害賠償を求める集団訴訟3件がデトロイトの米地裁に起こされたことが18日、明らかになった。

 デトロイト・ニューズによると、数百万人を代表する訴訟は、デルファイ・オートモーティブ、リアー、古河電気工業、レオーニ、住友電気工業、S-Yシステムズ・テクノロジーズ、矢崎総業と同社の北米現地法人を被告に、価格操作が新車の価格を引き上げ、数千万人の購買者に影響を与えたと主張している。

 訴訟3件のうち2件は17日、残り1件は10月初旬に起こされた。

 自動車の信号伝達や配電に使うワイヤーハーネスの価格カルテルをめぐっては、古河電気工業が9月末、有罪を認め2億ドル(約154億円)の罰金を支払うことに合意した。司法省反トラスト局のシャリス・ポーゼン司法次官補代理は、「国際的な価格設定や談合入札の結果、自動車メーカーは米消費者に販売された車の部品で不当な高価格を支払った」とコメント。「今後も捜査を継続する」と語った。

 ホンダは2010年前半、捜査について当局から連絡を受けたことを明らかにした。古河は、ホンダにワイヤーハーネスを供給している。

http://www.usfl.com/Daily/News/11/10/1018_030.asp?id=91489

古河電工の価格カルテルはひと月前の話で旧聞の話ですが
個人的にどうしても気になるのでアップします。
以前も書いたように、マスターの就職したころは、
このような部品・素材産業ではカルテル・談合は大目に見られていました。
勿論、いつもやっていてわけではないでしょうが。

その後世の中の風向きが変わり、
このような不法行為はホンネでもダメになりました。
コンプライアンス関係の本を読むと、
カルテル・談合を競合他社から持ちかけられたら

1.即座ににはっきりとその場で断る。
2.それでも誘われたら、即座に場を退席する。
3.会社に戻ったらいきさつを上司に報告・説明して、
  「持ち掛けられたが断わった。」と業務日誌に記入する。

という対応策が書いてあります。

最近、古河電工ではありませんが同様に古い体質を引きずっている会社に
お勤めの方と話す機会がありました。

上記の価格カルテルの話題になり、
マスターは「今では絶対にダメなので上記対応を取る。」と話すと
その方は言下に「アンタの会社はそれで済むかもしれないが、
ウチではそんなエエカッコはできない。自分の立場が無くなる。
談合に乗る。それが日本の会社だ。世間とはそういうものだ。」
という相変わらずの反応を示しました。

その後もオリンパス・大王製紙などの不祥事が次々と明らかになるにつれて
マスターが学生時代に盛んだった「日本は資本主義か、そうでないのか。」
という論争を、当時とは違った意味で考え込んでしまいます。

生家にて障子を張りし夢を見る

PageTop

「使える人材」は明治や立教に多い。

産経新聞でプロ家庭教師の松永暢史がインタビュー記事を
連載していました。
抄文はリンク先をお願いします。

タイトルは新聞の見出しをそのまま持ってきました。
「使える人材」の輩出校を出たマスターとしては有り難いというより
自らを振り返ると忸怩たる思いであります。

もっとも、氏の主張には新味はありません。
要するに「子供の時から受験勉強や塾通いをして、
自然に触れたり社会経験を積んだりすることをしないで
有名校・官庁・有名企業に入ってもダメだよ。」ということで
学歴による栄達が出てきたころから言われていることです。

まあ、明治や立教もそれなりに勉強はしないと入れませんから、
何もしなくても良いというわけではいけません。

子供時代に自然と遊ぶのも、仲間とつるむのも
いろいろ考えながらではこれも辛いですな。
虫取り一つでも不器用だと全然だめですしね。


空っぽの虫かご提げし幼き日

PageTop

え!あのお得意先が 

厚生労働省は13日、障害者雇用促進法に基づく雇用義務を果たさず、
勧告・指導を行っても改善を図らなかったとして、プレハブ製造・販売のナガワ
(さいたま市)、労働者派遣業のキャリアビジネス(東京)
など6社の社名を公表した。両社は2009年にも同様の理由で社名を公表されている。
 同法が企業に義務付ける障害者雇用率は1.8%以上だが、
ナガワは10年12月末で1.00%、キャリアビジネスは0.69%だった。
他の4社は、キャメル珈琲(東京、今年1月1日時点の雇用率0.13%)、
ソリトンシステムズ(東京、0.23%)、KATEKYOグループ(長野市、0.62%)、
アイスター(大阪市、0%)。(2011/05/13-15:19)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201105/2011051300596

障碍者の雇用については、雇用率以下でも罰金を支払えば
おとがめなしの状況が10数年前まで続いていました。

当然「カネさえ払えば。」の発想は批判を浴び、実際に雇用をするように変化しました。
1.8%というと従業員二千人の中堅企業ですと36人も雇用しているのですから結構な人数です。
でも、実際はそれほどいるようには見えない。
それは、元は健常者でも心臓手術などで「障碍者」になった人も結構いるからなのです。
これら「見えない障碍者」の問題は重大ですが、今回は触れません。
障碍者の雇用は労使ともに不安を感じます。「お荷物」になるのでは。
実際に始めると日本人の気遣い精神が発揮され、健常者にも働きやすい職場になります。
逆に障碍者を雇用しない会社は健常者にも働きにくい風通しの悪い職場でしょう。
ネットスラングでいう「ブラック企業」。

上記記事で実名をさらされた企業のひとつに
実はマスターが新人セールスのころ担当になった会社の名前を見つけ、
そちらの方が驚きました。

その会社は東京郊外の住宅地の駅前のささやかな建物に入っている典型的な中小企業。
マスターが新製品を紹介すると、「これは売れるぞ!よし、さっそく売込みだ!」と
当時独立したばかりの社長と、たいして年齢の違わない部下たちが上下隔てなく
ワゴン車のハンドルを握り、客廻りにいそしむ。
マスターが出入りしているころはそんな会社でした。
「あんなところを晒し上げないで、もっとでかくてやり手の会社で違反している
所はいくらでもあるだろうに。」と思いながらその会社の社名を検索。

なんと、いまでは全国おろか海外にまで拠点を築きあげて盛業中であることが判明。
「でかくてやり手の会社」になっていたのだった。

あの小さな会社に出入りしてから四半世紀の年月がたっている。
その間、同じような規模でいる会社。勢いがなくなり潰れた会社。
一度は大きくなったがスキャンダルまみれで潰れた会社。
いろいろな会社を見てきたが、あの会社は成功したほうだろう。
当時のマスターは、あの会社が大成長するとは思わなかった。
セールスマンとしての眼がなかったとしか言いようがない。

今回の「社名公表」を機に、あの会社の経営陣は
創業まもないころの「みんなでカバーしながら仕事をした」原点に
立ち戻って、再生の道を歩んでほしい。

亡き父の友より新茶ほろ苦し

PageTop

新人時代にやらなくて悔やんだこと

時節柄、新人時代の思い出話です。
マスター入社直後、独身寮の近くの飲み屋で飲んでいた。
独りか複数だったかは覚えていない。
カウンターで隣り合った人と話すと
マスターの勤め先の研究所の人だった。
(寮と研究所は近所同士だった。)
マスターが新人と知ると、その先輩は
「あなたの部門なら、これからこういう専門誌に目を通しなさい。」
とアドバイスをしてくれた。さらに
「土曜の午後など時間があれば、私の研究室にでも立ち寄りなさい。
(当時勤務先は隔週二日制。出勤の土曜は、事務系は半日出勤。
研究所は夕方までだった。)いろいろ疑問などに答えてあげます。」
とまで言ってくれた。

今思うと、その通りにすれば良かったと思う。
でも就職当時のマスターはそこまで頭が廻らなかった。
それらのアドバイスは一切行動に移さず、
すぐにその親切な先輩の顔も名前も忘れてしまった。

いま、ネット上でみると、職歴の若い人ほど
「先輩・上司があれこれとウザイ。」といった書き込みをしているが
勿体無い話である。

職歴の若いうちは一通り先輩の言う事を実行してみるべきと
今にして思う。

それがイヤならば「上司がアホだから」と言って起業すれば良い。
ちなみに米国でも同様理由で皆起業しているそうだから、
心配は無用である。

咲く桜去り行く人の影隠す

PageTop

産業ガス販売でカルテル疑い 公取委、数十社に立ち入り

鋼材の切断・溶接など幅広い分野で使われる酸素など産業ガスの販売を巡り、
協調して価格を引き上げるカルテルを結んでいた疑いが強まったとして、
公正取引委員会は19日、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで、
製造・販売大手十数社の本支社など約40カ所に立ち入り検査した。

対象は、大陽日酸(東京)、高圧ガス工業(大阪市)、
エア・ウォーター(同)、岩谷産業(同)など。(以下略)

朝日新聞電子版より


「以下」にはカルテルの手法が書いていますが、
サラリーマン経験者ならば別に言うまでも無い方法です。

この手のカルテル・談合はつい10年位前までは必要悪扱いで
「ばれなきゃやっちゃえ」という発想があったのは否めません。

しかし、経済のグローバル化でこういう「仲間内」的発想は
経済の活性化を妨げる事が認識され、どこの会社も「法令順守」
を高らかに謳う事となりました。

しかし、またもやの摘発。
あほらしくてリンクしませんが、ここで名前が出た会社のサイトに
アクセスしてください。
必ず、「法令順守・闇カルテル禁止」に該当する「憲章」の類が
書いてあります。

どうせ守るつもりは無いのだから、そのような「憲章」など
さっさと廃止されたらいかが。

ついでにいうと、今就職活動中の皆さん。
こういう会社は敬遠するのが、この手の事件の再発を防ぐ
一番の方法です。

清水を飲みたし鎚で氷割る  



PageTop

始業チャイム・終業チャイム

正月休みも終って「またカイシャか。」とお思いの方も多いと思います。
就職するときはあれほど苦労して入社したのに、
マスターも含めてヒトはずいぶんいい加減な存在だとも思います。

就職間もないセールスマン時代、
取引先に始業とともに訪問する事がよくありました。
とある取引先の始業チャイムは「潮騒のメロディー」で
数年前に流行った曲なので「洒落ているな。」と思いました。

今回調べるとアレは高田みずえが歌ったときの邦題で、
ピアノ演奏のみは「愛のオルゴール」というのが多いこと、
さらに原題は「Music Box Dancer」という事などを初めて知りました。
爽やかで始業時にふさわしい曲だと思います。


違う取引先でヘマをしたとき、先輩に
「終業時間に出かけて、担当者に『一緒に酒でも飲みましょうか。』と
言ってこい。」と言われたことがあります。
(そんな事が多かったので『コンピュータでもやっていろ』ということになった。)
この時出かけた取引先では「ある愛の詩」が終業チャイムでした。
悲しげで本当に帰りたくなるような曲です。

「二十代前半の世間知らず」を取引先が相手にしなかったのは言うまでもありません。

寝正月膨れし腹に手を当てる




PageTop

新手の「架空請求詐欺」?と思ったら 申し訳ない

少し前の事である。帰宅したら配達証明の封書が届いていた。
「合格証書」と書いてあるが何の「合格」か身に覚えがない。
新手の「架空請求」かと思い恐る恐る開封。中身をみて初めて思い出した。
過去記事の「情報処理技術者」試験の「合格証書」であった。

一応後学のため自己採点はしたが、合格ラインにはギリギリだったので
「受かるわけ無い。」と思いすっかり忘れていた。
自己採点はどうしても甘くなるし、正確な配点は発表されていなかったからである。
ネットで合格者の受験番号が掲示されるがそれすらもチェックしていなかった。

ネットで調べると、何種かある同試験ではレベルの低い試験だが、
学生はともかく、マスターなどより社会的地位・収入もありそうなITベンチャーの経営者や
コンサルタントが「いかに勉強をして、今日の栄光を掴んだか。」と書いているのをみると
全く恥ずかしく申し訳なく思う。
「勉強したが残念な結果に終った。」というネット上の書き込みも散見され、
ますます申し訳ない。

一応、上司に報告。国家試験なので人事評定に登録されるとのこと。
申し訳ない思いで一杯で、ここ数日体調までおかしくなってきた。

表彰状をアップします。
ITパスポート試験

小春日や自転車タイヤに空気詰む


PageTop

情報処理技術者試験

資格試験なるものが就職以来うまくいかない。
大学のとき英検を準備しないで受験したら受かったので
どうも心理的に舐めてしまうようになったようだ。
今回受けた情報処理試験もそう。
初めて受けたのはまだ二十代。
思いついたように受験するが、そのたび周囲の受験者は若くなる。
勤務先では情報処理技術者は特に評価しない。手当てもつかない。
ただ通信講座で受験講座があり、こちらをクリアすれば受講料返却。
査定にも影響がでる。通信教育を申し込んだが、こんなブログを書いているので
当然勉強せず。テキストを開いたのは試験会場へ向かう電車の中という体たらく。
10180001.jpg
実際受験すると、電車の中で見た知識が数問出てきた。
ちゃんと勉強すればうかるのだろう。
領域計算や細かい二進法などは、実務(?)を離れて久しいので
中学生に戻って勉強しないといけない。

通信教育の期限は、マスターのような「困った人」のためか来春まである。
今日から少しずつ始めよう。

参考書持ちて木犀の道をいく

PageTop