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こんな映画を観た「ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂」

イモトのエベレスト登頂を当て込んだのか、
今夏は山岳映画の公開が目白押しです。
そのイモトが登ろうとした世界最高峰のエベレストに
初登頂をしたイギリス隊の快挙を、当事者たちの
インタビューや当時の記録フィルムや役者を使った
再現フィルムで構成するドキュメンタリー映画です。

何分60年前の話ですので、当事者たちはヒラリーを始め
鬼籍に入っており、インタビューは生前のものを丹念に
探したのでしょう。

当時は高価で低露出のカラーフィルムが惜しげもなく
使用されているのは驚くばかり。

有名なイギリスとネパールの国旗を掲げた
登頂写真の被写体はテンジンのものだと初めて知りました。

再現フィルムも丁寧に作られています。

後にヒラリーステップと呼ばれる、風で露岩となっている岩場を、
アイゼンを付けたまま体全体を使用して通過するシーンなどは、
積雪地帯と違い、露岩を逆に不安定なアイゼンを付けたままでの通過が
いかに心もとないか身をもって知っている
マスターとしては容易に感情移入ができます。

難所通過のあと聞こえるのは、アイゼンとピッケルが
クラストに静かに打ち込まれる音と、自らの呼吸音、風音だけ。
一歩一歩踏みしめながら、いつまでもこの状態が続くのかと
ふと思った時、上り坂が消えてなくなっている・・・。
積雪期登山経験者なら身に覚えのあるシーンが
見事に再現されています。

3D映画でわざわざ入り口で3Dメガネを購入しないといけませんが
3Dにする必要はなかったと思います。

もう一つ気がついたというか、改めて確認できたことがありますが
それは別記事にします。ハイ予告編


日が陰り初めて外出休日や




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こんな映画を観た「K2初登頂の真実」

標高こそエベレストに譲るが、難易度ではエベレストを凌ぐといわれるK2。
この試作品というか無機質な山名がヤマヤの登攀意欲をそそるのでしょうね。

そこに初登頂を果たしたイタリア隊。
しかし登頂までの道のりは当初発表された美談ではなく、
初登頂の栄誉を得るための隊員たちの熾烈な争いの場だった。
というのが本作の眼目です。

映像的には特に見るべきものはなし。
山岳美を求めたい人には物足りないかもしれない。
人間ドラマも掘り下げが甘い感じがして、今一つ感動にはならず
ヤマ場も説明不足か見る方は不完全燃焼に陥る。

登山道具の考証はしっかりされているようだ。
8000メートルの高山に登るのに
マスターが登山を始めたころ(というか今もマスターは
そのころのスタイルを墨守している。)同様の、
革製登山靴、ニッカーボッカー、カッターシャツ
寒くなればセーターにヤッケ。
アイゼンは重い鉄製。ピッケルはウッドシャフト。
実はいまどきの山道具屋では革製登山靴以外は
めったに売っていない。探すのに苦労する。

あの装備でもK2に登れたのだから
マスターは今後も皆に「懐かしい」「もっといいものがあるのに」
と山中で言われようが、この映画の登山スタイルを維持しましょう。

イタリアも日本のマナスル登頂同様、敗戦でしょげている国民を
元気つけるためにK2登頂を目指したのは理解できました。

最近次々と外国の山岳映画が公開されているのだから
日本もマナスル登頂を映画化すればよいのにと思った。
でも、四畳半映画しか作るつもりのない日本映画界には無理な相談だが。

本作を見終わったら、別作品「ホドロフスキーのDUNE」の初回上映を
待つ若者が大勢いた。連続してみようかと一瞬思ったが
アタマが混乱するのは確実なのでやめた。

しっとりと雨降る梅雨が懐かしや
(有楽町のミニシアターで鑑賞)
予告編です。

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こんな映画を観た「失はれた地平線」

戦前の作品だが、映画ファンならDVDを見て損はないだろう。
あの楽天的でユーモラスな作品群で有名な
フランク=キャプラ監督の異色作。
戦乱の中国から欧米人が脱出するモブシーンから
ヒマラヤ山中を模した特撮シーンなど、は当時の技術シーン
が決して今と比べて見劣りしていないことが理解できる。

救出隊に連れられたシャングリア。
住まい(宮殿)の六角形の自動ドアや、
ヨーダそっくりの指導者ペロー神父などは
「スター・ウォーズ」をはじめとする戦後SF作品に
明らかに影響を与えている。

シャングリア=チベットではなさそうだが
神秘的な指導者のもと、人々は不老不死の世界で
楽しく過ごしており、なぜか都合の良い時は
西洋的価値観や服装が出てくる。

宮殿をはじめとする東西折衷のセットも見ものだが
これはそのまま映画版「セブン・イヤーズ・イン・チベット」
の世界観そのままである。

現在中国のチベット政策は勿論そのまま認めるわけにはいかない。
一方西洋人のチベット観にも「理想郷」じみたところが
現在もみられるし、亡命政府も明らかに
「チベット=シャングリア」観を利用してるように見える。

そのチベット観を植え付けてしまったのなら
この映画・原作共に罪作りである。

暖かさ微塵も感じずひな祭り



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縄文杉の樹皮など剥がされて当然!犯人探し(画像差し替え)

さて犯人ですが、
小野真弓主演の映画「モリノキオク」で真弓嬢が
縄文杉らしい巨木に頬を摺り寄せているシーンがあります。
これはDVDの表紙にも使われています。(イメージ参照)
それで真弓ファンが夜間を見計らって、(縄文杉から山慣れていれば、
登る事徒歩10分のところに避難小屋とテントサイトがある。)
「頬擦り」をした部分を特定して、樹皮を剥ぎ取ったのでは。

なお、マスターはこの映画未見です。
近いうち、もう少し暇になったら、ビデオ屋から借りて推論を確認します。

まあ、警察は船客・飛行機搭乗者名簿から、
真弓ヲタクを捜査するのが犯人逮捕の一番の近道では。

あ、ついでにいうと、屋久杉の木片なんて登山道にゴロゴロあります。
マスターも記念に持ち帰りましたが、
二年前に只の木片と間違えられて捨てられてしまいました。残念。

付記
先程行きつけのレンタルビデオ屋に出かけて「モリノキオク」を探したが、
数巻はあったビデオ&DVDどちらも見当たらん。
よほど回転率が悪いのか撤去されてしまったようだ。
大型店だが独立系で店長は明らかに目利きなので、
きっとサッサと処分したのだと思う。
まあそんな程度の映画であろう。
ネット上でもレビューを探すのに苦労したのであるから。

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こんな映画を観た 「運命を分けたザイル」(画像差し替え)

久しぶりに新宿・下落合・高田馬場をおとづれました。委細帰宅後、随時アップします。

ということで、まずは新宿の「タイムズスクエア」にて表題映画を鑑賞。
土曜一回目の上映で観客は7割ほどの入り。
男女とも中高年が中心。それから明らかにヤマヤと見られる連中がそこそこ。
なお、この映画館は60歳以上は入館料1000円とお得です。
年齢層が高いのもそのためかも。

要は、アンデスの新規ルートを二人パーティーで登頂したものの、
下山時に一人がアンザイレンされたまま中吊り・・。
残った一人は、巻き添えを防ぐためザイルを切断・・・。
クレバスへと転落していった者の運命や如何・・・。

私も彼らほどではないが、積雪期登山の経験があり、
また氷雪行動中での足の骨折もこの映画同様経験しています。
冬山経験者には身につまされるシーンや心理描写が延々と続きます。

実際に起きた遭難事故を再現していますが、
登山道具の時代考証がしっかりしていますね。

この映画の場合、撮影も命がけですので、「よくやった!。」としかいえません。

で、ザイル切断シーンをみて、昨夏山小屋に忘れてしまって
そのままになっている、スイスアーミーナイフをやはり
買いなおさないとと思いました。(過去記事参照
終映後、高田馬場の山道具屋に行き、
ナイフを買い求めました。

「ザイルパートナーを殺すとはなにごとぞ!」と勿論問題に
なったそうですが、法的には「緊急避難」ということで
許される行為でしょう。
以前、知り合いの弁護士と酒を飲んでいたとき、「こういう
二人とも共倒れになりそうな状態の時は、一人を見捨てても
罪は問わない。」という話をその弁護士さんは話していました。
(あまりこの件突っ込まないでね。私は法律に詳しくないので。)

下落合・高田馬場については、後続記事で。

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