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1982年3月に観た映画「沖縄決戦」(画像復旧・追記あり)

東宝の一連の「8・15シリーズ」作品です。
確か沖縄返還にあわせて製作・公開されたはずです。
壮絶な地上戦の合間に、
特攻隊出撃のスチール・カットと「辞世の句」が挿入されますが
そこは岡本喜八監督。悲壮な辞世句ではなく
「笑って死んでいく」ユーモア句を選んで、観客の笑いを誘います。

以下、映画から離れるエピソード。
仲代演ずる八原参謀は、最後に米軍の捕虜となります。
この人も「硫黄島」の栗林司令官同様、中学からの陸士入学組、
米国留学経験、成績優秀なれど陸軍内部での「出世(階級でなく
役職)」には縁遠い人でした。
この映画の公開時には存命だったはずです。
どのような想いで「沖縄返還」を迎えたのでしょうか。

牛島司令官は「最後の陸軍大将」でもあります。
ちなみに「最初の陸軍大将」は西郷隆盛。
双方ともに幼少期を鹿児島の「郷中教育」で育ち
実務家だけでなく教育者としての一面があり
(牛島は陸士の校長を勤めていた。
「君たちには将星としての出世は無い。一小隊長として
死んでもらわないといけない。」という苦渋に満ちた
戦時下での入学式での挨拶をしたのでも有名です。)
優勢な敵軍に奮戦むなしく包囲され、割腹自決を遂げる
という具合に多くの共通点があります。

長勇は「悪たれ軍人」の典型として、生前からあまりにも有名。
自決のとき「閣下は天国。私は地獄。お供できないのが残念。」
「大本営の連中は俺が死ぬので喜んでいるだろう。」
との名言(?)を吐いています。人間的には面白い人だったのでしょうが
職業選択を間違えましたな。

そういう意味では、牛島・八原も「職業選択」を間違えたのかもしれません。
(1982年3月22日 浅草新劇場)

秀英も悪たれも吞まれし熱き島



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2012年7月5日追記
この記事を書いた時点では気が付きませんでしたが、
脚本は新藤兼人氏です。
氏の逝去に伴い再設定をいたしました。

AUTHOR: sohya
DATE: 05/19/2007 10:46:37
■マスターさま。
私の「返信」の「貼り付け」です。
いらっしゃいませ!
おっしゃる通り、この辺が、いかにも「今風」と言いましょうか、
きわめて「アメリカ的な」発想ですね。
もっとも、この研究は北ドイツのリューベック大学のものですが、
ノーベル賞受賞者輩出が多いということは、きわめて「現代的」な
という意味ですから、私も読みながら、あなたと同じ感想をもって
おりました。書いている池谷裕二その人が、アメリカで研究生活を
してきた人ですからね。
あなたのコメントに「臣民ひとしく」というくだりがあり、戦中派の私として
「微苦笑」した次第です。
有難うございました。では、また、お遊びにおいで下さい。

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