進め!2000円札

二千円札の利用を呼びかけています。画像欠落記事はコメント・  メールにて遠慮なく連絡ください。気付き次第復旧致します。

蓮實重彦先生の講義 番外 5 -どちらにするかー

もう一社の電鉄系会社だが、
面接に出かけると、最近は不動産部門に力を
入れているようで、そちらに人が欲しいようだった。
もっとも、選考方法はオーソドックスなもので
悪印象は受けなかった。こちらも内定をいただく。
(「映画表現論」は聞かれなかった)

さて、「老舗の赤字会社」か「新興財閥の伸び盛り会社」か
迷ってしまう。

同級生に父親が証券業界に勤めているのがいた。
彼を通じて父親に聞いてみることにした。

答えは「赤字会社に行け。」
「あのカイシャは赤字だが、歴史が古く銀行が
守っており潰すことはない。本社採用ならば
問題は無いだろう。赤字もオイルショックと
設備更新が重なったもので、数年経てば解消される。
それからは伸び始めるだろう。」
「電鉄系はカリスマオーナーのイメージがあるが、
所詮オーナー頼り。金融支援は脆弱で、一度
つまずくとどうなるか判らない。」

結局、「赤字会社」に就職して今に至る。

今、振り返ると友人の父親の予言は両方とも的中した

電鉄系の不動産部門は独立して、バブル期には大いに
もてはやされた。雑誌の特集でマスターの同世代の社員が
「若い人にも大きな仕事を任せてくれる。」とコメントしていた。
(そのころこちらは赤字を脱したが、まだフラフラで「バブル」
とは無縁だった。)
しかし、その後のバブル崩壊で不動産部門は清算。
その電鉄系会社の「負の遺産」の象徴となった。
今でも世渡り下手のマスターのこと、
もし大学が勧めていた「電鉄系」に入社していたらどうなって
いたのだろうか。今よりも厳しい会社人生、いや「会社」に
いることはできただろうか。

コンビニの光と暗黒のコントラスト秋の朝






関連記事
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する