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【再設定・追記あり】こんな映画を観た「無人の野」

モノクロの荒れた画像。
その中で、まるで万葉時代の相聞歌のように
若い男女が求愛歌を歌い結婚。
湿原にささやかな水上家屋を作り赤子と一緒に
静かな暮らしを営む。

しかし時代は1970年代初頭。
場所はベトナム・メコンデルタ・・・。
彼らは米軍の動きを北側に
報告していたのだった。


一転して米軍の巨大基地。
サンタナの「ブラック・マジック・ウーマン」が流れる中
パーティーが開かれている。
一人のへりコプターパイロットが
「今取り掛かっている『仕事』が片付けば、
妻子の待つ故郷に帰れる。」とグラス片手に微笑んでいる。

その「仕事」とは
水上家屋ごと親子三人をヘリで殺すことだった。


何度も反復攻撃を仕掛けるヘリのシーンに、
女性観客から「もうやめて!」と悲鳴が上がる。

その「悲鳴」はベトナムの人々も叫びたかっただろう。
でも、「叫ぶ」とその直後に「死」が待っているのだった。

映画の途中では米軍を欺くテクニックや避難方法が
「紹介」されており、ゲリラ戦を戦うしたたかさが読み取れる。

そして衝撃のラスト。
今なお回復できぬ被害を米国から被ったのに
この「敵」へのまなざしの優しさは何なのだろうか。
ベトナムの人が本来持つ性格を想起させた。

静かなる葦原が守る人の性(さが)

(1982年8月20日 岩波ホール)

2013年9月3日追記
アクセスが確認され、再設定をしました。
時世流れて、今では動画サイトで全編が見られます。
字幕も吹き替えもありませんが、戦争ものですので
あらすじを知っていれば鑑賞に問題はありません。
そこが相手へのコトバを封じる戦争の問題です。
以下サイトを埋め込みます。ご覧ください。



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