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急行八甲田号の思い出1(画像復旧)

この時期になると大学受験で上京した日々を
思い出します。過去記事の続きです。
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さて、めでたく合格して下落合の「山楽ホテル」
(イメージ参照)を引払ったマスター。
高田馬場から山手線に乗り換え上野へ向かいます。
しかし時刻はすでに19時近くになっています。
仙台行きの最終「ひばり」は19時上野発。
やがてカーブを過ぎ田端の操車場が見えたところで、
19時発の「ひばり」号とすれ違います。
あとは、19時30分ごろ発の急行「八甲田(青森行)」だけ。
仙台到着は日付が変わってからです。
それから後は、夜行急行・特急だけになります。

八甲田号は間に合いました。
電気機関車が旧型の客車を牽引するタイプです。
暖房は入っていますが、隙間風も入ります。
照明は暗い。

マスターの陣取ったボックスには、斜め向かいに若者が
座っています。軽装なので長距離ではなさそう。

隣のボックスには3、40代と思しき背広姿の男性が
二人向かい合って座っています。

やがて、向かい席の若者は宇都宮で下車。
隣のボックスの二人はウイスキーの小瓶を
なめながら話をしています。
話を聞くともなく聞いていると
二人は北海道の高校教師たちで
東京に受験に来ている教え子たちの
激励会に出席したようです。
「教え子たちが皆希望校に合格してほしい。」
という想いを延々と話しています。

マスターは早稲田の本屋で買った
「砂の上の植物群」を読み始めます。

黒磯近くなると車掌のアナウンスがありました。
(続く)

安酒を舐めて暖む夜汽車旅


砂の上の植物群 (新潮文庫)砂の上の植物群 (新潮文庫)
(1966/04)
吉行 淳之介

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TITLE: 急行八甲田号の思い出2
URL: http://www.doblog.com/weblog/myblog/2450/2622382#2622382
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