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訃報:鈴木主税さん 74歳=翻訳家

 鈴木主税さん 74歳(すずき・ちから=翻訳家)25日、心肺機能不全のため死去。
葬儀は近親者のみで済ませた。


マスターはこの人の翻訳した本を少なくとも二冊読んでいます。

「大国の興亡」
マスターが山で怪我をして入院中に読みました。
当時話題となり、見舞いに来た母に頼んで買ってきてもらい読了。
マスターの大学時代の専攻は経済史です。
読み進めて行くうちに経済史の「定説」と違うところがずいぶんあることに
気が付きました。でも全体的には「定説」通り。
気になる部分を精読すると、どうも翻訳ミスらしい。
マスターが学者かその玉子ならば原著を取り寄せて、異同をチェックするでしょうが
そこまでのめりこんではいません。
そうこうするうちに「文春」に「『大国の興亡』は誤訳ばかり」という記事がでました。
大体マスターが気にしていた部分が指摘されていました。
現行版は「決定版」と名打っているのですから、誤訳は訂正しているでしょう。

決定版 大国の興亡―1500年から2000年までの経済の変遷と軍事闘争〈上巻〉決定版 大国の興亡―1500年から2000年までの経済の変遷と軍事闘争〈上巻〉
(1993/02)
ポール ケネディ

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もう一つは、「シン・レッド・ライン」
こちらは映画を先に観てから原作を読みました。
映画はそのうち触れるでしょうが、原作もデキが良いです。
翻訳もヘンなところはありません。
あとがきで鈴木氏が「映画公開に間に合うように翻訳を進めるのは
大変だった。」と述べていますが、「大国」の轍を踏む事はなかったようです。
ご冥福をお祈りします。
シン・レッド・ライン〈上〉 (角川文庫)シン・レッド・ライン〈上〉 (角川文庫)
(1999/02)
ジェイムズ ジョーンズ

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夜業終ゆコンビニの明かりのまぶしさよ
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コメント


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「あぐら」座り、ですかね

■マスターさま。
お早うございます。
コメント有難うございます。
(私のコメント欄の返信、の張り付けです)
戦前は、こういう足を前に投げ出したような
座りかたはしませんでした。
強いて言えば「あぐら」座り、ですかね。
とにかく「立たされる」ことが殆どでした。
朝の「朝礼」のときなど、時間が長くなると、倒れる生徒が何人か居ましたから。
体育(戦前は、体操という教科です)のときの
待機の際は「立つ」か「しゃがむ」姿勢でした。
「座る」というのは「怠惰な」姿勢と思われていたようです。
まさか土の上に「正座」はないでしょう。
もちろん「懲罰」のためには、土の上に、わざと正座させられる、
ということはありました。
私が旧制中学校のときには「砂利」の上に正座や、柔道の「受身」をさせられたことがあります。まさに生徒の人権も何もあったものではありません。
教師による体罰も日常茶飯事でした。何かあればビンタが飛んできました。
今は体罰禁止が法的に謳われていますね。
少しは参考になりましたか。
では、また。

sohya | URL | 2009年10月31日(Sat)07:42 [EDIT]


Re: 「あぐら」座り、ですかね


sohya さま
たいへん参考になりました。有難うございます。
「あぐら座り」ですね。ちょっと考えればよかったです。
あの「体育座り」は小学校入学のときから行っています。
戦後アメリカから来たのでしょうか。
楽ですが、あまり品の無い格好だとは子供時代から思っていました。

正座については、母が勤労動員で仙台から茅ヶ崎に行く途中、皇居前で玉砂利の上で
正座させられて痛かったことを晩年まで繰り返し述べていました。
「だから、私は朝鮮や満州の人まで現地の神社で同じ事をさせられたと聞いたとき、
あの人たちが日本の悪口を言い続けているのをすぐに理解できた。」とも言っていました。

2000円マスター | URL | 2009年11月01日(Sun)11:01 [EDIT]