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寒くなると思い出す話

まだ独身寮にいた頃である。
毎朝の通勤路中に、自営の建築業をしている家があった。
冬場にその家の前を通ると、
当時でも珍しいオート三輪に
ジイ様がドアを開けやがてエンジンを始動させるシーンによく出くわした。
古い車ゆえ、暖機運転が冬場は必要で、
その時刻がマスターの出勤時刻と一致したのだろう。

ある朝、いつものようにその家の前を通った。
いつもとは違う風景がそこにあった。
オート三輪のそばでジイ様は仰向けに寝転がり、
家族だろうか、数名の人たちが心配そうに見守っていた。

その後オート三輪の起動音は途絶えた。
やがて、駐車場からオート三輪は消え、普通の四輪トラックが止まるようになった。

おそらく、ジイ様は「自分が元気なうちはこの古い三輪車を使うのだ。」と
頑張っていたのだろう。

そのオート三輪と同型の写真を拾いました。
三輪


頑固魂(たま)作業衣で逝く冬の朝

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