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梅ヶ瀬渓谷・日高邸跡

さて、大福山への途中、梅が瀬渓谷へ向かう標識と一緒に
「日高邸跡」という標識もあった。

山頂から下山すると、平成に入ってから作られた立派な顕彰碑が
車道脇に建てられていた。
明治時代の役人で後半生をこの渓谷で暮らしたという
日高誠実(のぶざね)の業績を称えたものである。

「谷底に住んで大変だったろう。」と思いながら
梅が瀬渓谷と日高邸跡への山道へ進む。

道は一旦尾根筋を歩くがすぐに谷底にくだり渡渉を繰り返す。
整備された遊歩道ではないので注意しないといけない。
谷底から上流へ向かいしばし。行き止まりの場所に
平坦地が見える。日高邸跡だ。
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日高氏は50にして官を辞し、この谷底に住まいを立て
自給自足の理想郷を作ろうとしたようだ。
氏を慕って多くの若者が教えを請いに来たそうである。
礎石などから建物は二棟あったようだ。自宅と
弟子たちに教える道場のようだ。
裏の池は養魚場の跡らしい。
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大正初めに氏が80歳でなくなると、現地で志を継ぐものはなく
跡だけが残っている。もっとも直弟子も亡くなっている平成になってから
顕彰碑が建てられるのだから、房総の教育に今も影響を与えているのだろう。
以って瞑すべきである。
秋は紅葉が美しいそうである。

ここにもアリがいた。
餌を与えるとここのアリはすぐに持ち去っていく。
大福山ほど人擦れはしていないようだ。


日高邸から渓谷に沿って下山。
やがて周囲が明るくなり車道となる、今朝歩いた道に合流。
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池の向こうに白い泡状の塊がみえる。蛙の卵だろう。
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車道から滝への案内図があり滝へ向かう。
途中ヘビがいた。毛虫が糸からぶら下がっていた。
マンション住まいの我々には珍しい光景の連続で
気持ち悪いと思わないで歓声を上げる。

やがて滝に到着。一休み。イオンを浴びる。
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滝から車道へ戻る。今朝来た道を駅に引き返す。

志士たちの集いし渓(たに)や蛙(かわず)鳴く

(続く)
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