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こんな映画をみた「大理石の男」

いよいよパンフが残っている映画編に突入します。
当時日本ではしばらく作品が公開されず、
マスターの通っていた大学で、かってポーランドに留学していた山田耕之介教授も
「粛清されたのでは。」と心配していたアンジェイ・ワイダ監督。
その監督の「日本再デビュー作」です。

日本で公開されないとさっさと「粛清」するとは
日本人もいい根性をしています。

カンヌ出品時から日本でも話題になり、
マスターも初めて岩波ホールに出かけて鑑賞しました。
幸い当時の日記が残っています。以下引用。

入れ替え制で1500円。1時30分の開演。到着は1時15分。
昼食をとっていたら間に合わなかった。
前評判通りの出来。三時間近い作品で中盤ややダレル。
でも面白い。スターリン時代のプロパガンダ映画の部分で
助監督の名前にワイダ氏自身が出ているのはご愛嬌。
丁度(大学の)図書館で北朝鮮を特集した「毎日グラフ」を
見てきたが、本作が暴露したようなことを「北」では今もやっている。
いくら井上周八教授(大学の北朝鮮シンパの教授。)が講義で持ち上げようと
やはりあの国はスターリズムだ。

主人公は「いろいろなことがあった。でもここが私の国だ。」と語る。
これは祖国を捨てたポリャンスキーと違い、祖国に踏みとどまる
ワイダの心象そのものだろう。


まだ、蓮實先生の講義を受ける前なので、映画表現については
あまり触れられていません。

パンフ表紙です。
ソフトはVHSが出たきりで、DVDは未発売のようです。寂しいね。
大理石

(1980年10月23日 岩波ホール)

天高く自由の炎よ燃え上がれ
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