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阿曽原温泉小屋から仙人谷ダムまで

阿曽原温泉小屋をでると、すぐに樹林帯の登りである。
小屋を出て30分くらい。まだ登りが続いているときに
初めて対向車とすれ違う。時間的に黒四からの登山者ではない。
昨日はタイムアウトで仙人谷ダムそばのつり橋の辺でビバークしたという。
再び水平歩道、またもや下り坂。
突然、コンクリートの立派な建物が現れる。関西電力の宿舎のようだ。
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黒部関係の観光パンフレットは「雄大な自然」を謳う。
でも、それは大嘘である。
戦前からの電源開発で黒四までは、人口建造物ばかりといっても良い。
ほとんどは地下に潜っているが、理由は環境保全などどいう御嬢さん芸ではない。
冬季の雪害対策に過ぎない。

室内に洗濯物や台所があるのを見ながら宿舎の前を過ぎると
仙人ダムを渡るように指示がある。
何やら工場の裏口然としたドアを開けて内部に入る。
中には丁寧に通過方法が書いてあり、迷うことはない。
途中で、欅平からの「高熱隧道」の終点を覗き込む。
このダムを造るために300名以上の犠牲を出して作られた
トンネルを垣間見る。
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戦前でも警察から犠牲の多さに中止命令がでたそうだが、
「お国のため」の一言で工事は強行された。
やがて日本は「お国のため」を合言葉に更なる犠牲を出し続ける。
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こういう通路はマスターの世代だと、「悪の怪人の要塞」である。
向こうから今にも怪人の親玉が出てきそうだ。

怪人も対向者も出てくることはなく、唐突に事務所みたいなところで
要塞は終わる。
「ナバロンの要塞」という映画を思い出した。
気分はグレゴリー・ペッグ。
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何やら大事な場所のようです。
ダム堰堤からトロッコ電車の路線を望みます。
雪害対策のため、カバーがかかっている。
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ダムを渡るとしばらく未舗装の車道を歩く。
やがて広場上の向こうにつり橋が見え、それを渡るように指示標がある。

確かにこの辺は水があれば天幕適地だが、原則禁止である。
このご時世登山者に成りすましたテロリストがいたら一発破壊ものである。
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つり橋そのものは慣れているが、ここは歩行部分以外は抜けている。
年少者だとふざけて揺らしたりするだろうが、足を踏み外したら終わりである。
つり橋を渡ると水平歩道が再び始まる。
そしてそれは黒四ダムまで続く。

紅葉より赤き血が満つ産業遺産
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