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立教大学と太平洋戦争4

(前記事続く)
「立教学院と戦争-揺れた建学の精神ー」
を読んだだけでも、マスターの抱いた疑問には随分と解答が出ている。
ところが、ネット検索をさらに進めると、下記の本に出くわした。
さっそくAmazonにて購入。

ミッション・スクールと戦争―立教学院のディレンマミッション・スクールと戦争―立教学院のディレンマ
(2008/04)
老川 慶喜前田 一男

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この本は先の展示の内容をさらに深めた学術論文集です。
この手の負の歴史(ネットスラングでいう黒歴史)は
いかなる組織でも取り組みたくないものだが、
立教大学は見事にやってのけました。

編者として名前が挙がっている老川慶喜先生は
マスターが学生時代、マスターのいるゼミのチュータとして
面識がありました。当時は助手にもなっていなかったかもしれない。
コンパでマスターと一緒に飲んでいる写真も手元にありますが、
本編とは関係ないので公開は差し控えます。

その後、めでたく教授に任ぜられたようです。
現在も精力的に活動されているのはめでたい限り。

さてこの本、論文集でもあり、
サラリーマンのマスターとしてはじっくり読める時間はありません。
当然、目次やあとがきを参照に拾い読みとなります。

今後は前述のWEBと同書(以後「WEB」「同書」と略します)
をもとに、マスター個人の推測・感想・問題点を述べたいと思います。

まず、マスターが驚いたこと。WEBにも記述されています。

1942(昭和17)年9月、立教学院は、文部省の意向や学院内の
反キリスト教運動に屈し、
発足以来の目的である「基督教主義ニヨル教育ヲ行フ」を
「皇国ノ道ニヨル教育ヲ行フ」に変更し、
立教大学の目的に謳われていた「基督教主義ニ基ク人格ノ陶冶」を
削除しなければならなくなった。
同じ頃、立教学院のキリスト教主義の象徴であった
チャペルも閉鎖されてしまう。


これは今回のWEBと同書にて初めて知りました。
チャペル閉鎖はともかく、キリスト教主義を捨て去ったとは
驚きというよりショックです。

まさにWEBの通り
「外部の方はもちろん、学院に属する教職員や学生等にとってもショッキング」であり、
「「立教学院は130年間、一貫してキリスト教による教育を行なってきた」などと
ひとことで述べることは難しくなる」ことだったのです。

ちなみに同書によれば「キリスト教主義を捨てさったのは、立教大学のみ」と記されています。
なぜ立教だけが「時勢に阿り」、「棄教」したのか。
これをマスターなりに考察したいと思います。
(続く)
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