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こんな本を読んだ「俳句表現は添削に学ぶ」

俳句の実作を始めると悩むことがある。

中高の国語の時間の実作演習では、教師たちは
「あるがままに、写実的に。」と指導していたのを思い出す。
おそらく正岡子規の影響だろうか。

ところがいざ俳句を詠みだすとこれが結構邪魔になる。
実際の具象・心象風景に「もうひとひねり」すれば
句として良くなるのだが「あるがままに」を優先させるべきではと。

この本はそういう時には「ひとひねり」を優先させよと説く。
肩の荷がすっと下りたような安心感を得た。

俳人の鷹羽氏が選んで添削した句を
弟子の西山氏が添削したポイントを説明するという
ユニークな構成の指南書である。

まず原句が提示され、次に西山氏の解説。
最後に鷹羽氏による添削後の句を鑑賞するというパターンである。

読者も一緒に推理小説を読むような感じで「添削」に参加できる。
西山氏も書いているように、読者の実作にも良い影響がでる。
読んでいるだけで俳句が「上達」するわけである。

もっとも、「上達」したければあまたある句会に参加して
指導者や先輩会員にその場で添削・批評してもらうのが一番なのは
論を待たない。念のため書き添えます。


著者の一人、西山氏は実はマスターの中学校の同期生。
当時はとなりのクラスで面識がありました。
マスターより成績が良かったためか、現在は明治大学教授に収まっています。
たまたまネットで西山氏を検索したらこの本の存在を知りました。
某大学入試の会場で偶然再会して以来、音信は絶えていますが
読後感をメールで彼に送ろうと思います。

熱燗や旧友の句集をめくりつつ

角川学芸ブックス 俳句表現は添削に学ぶ 入門から上級まで角川学芸ブックス 俳句表現は添削に学ぶ 入門から上級まで
(2009/05/14)
西山 春文、鷹羽 狩行 他

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