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こんな映画を観た「ブラザーフッド」

構成・一部映像は明らかに「プライベート・ライアン」を意識しています。
でも30年前の韓国映画と違うのは、マネではなく自分たちの
世界観をきちっと提示していることでしょうか。

貧しかったが皆陽気に生きていた1950年6月のソウル。
(この辺の描写は我が国の「三丁目の夕日」の世界観を彷彿されます)
そこに突然訪れた戦争の嵐。
仲の良い若い兄弟はいきなり白兵戦の連続の戦場へ。
そして残された家族は...。

すでにレビューは出尽くしていますが、
本来二枚目俳優のチャン・ドンゴン演ずる弟思いの兄が
狂気を前提とした戦場で、
兵士を越えた殺人鬼と化していく演技はやはり圧巻。
実戦経験があるのではと思ってしまいます。

負け戦の中の壮丁狩り、国民保導連盟事件
(マスターは’80年代に知り驚いた。)、
南北ともに投降者・敵体制下での在住経験者を
スパイと疑う同族相食む悲劇。

これらは「大極旗を翻して(原題)」戦う側も
きれいごとばかりではなかったのを示す事なので
’80年代までは決して描写されなかった。


後半、保導連盟事件で婚約者を殺され、弟も殺されたと
(実は弟はなんとか生き残る)思い込んだ
兄が北側へ寝返えったため、
兄に会いたさに一人敵陣に乗り込んだ弟が遭遇する「南」からの攻撃。
制空権がない北側将兵は、航空機からの攻撃になすすべもなく
屠殺される凄惨なシーンは衝撃的。

兄弟の今生の別れとなった戦場が、
今は年老いた弟が住んでいる家(ソウル郊外?)から
クルマで一走りの距離というのは、
一世紀以上本土で地上戦がない日本人にとって
これまた衝撃的なシーンです。

それにしてもフィルムの発色・音響がハリウッド並みになったのには
驚いてしまう。20年前でも日本のアマチュア映画並みの
発色・音響だったのだから大変な進歩だ。


幾年を経てもユギオの傷うずく

※韓国では、朝鮮戦争をその開戦日(6・25)の
朝鮮語読みである「ユギオ」と呼んでいます。

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