進め!2000円札

二千円札の利用を呼びかけています。画像欠落記事はコメント・  メールにて遠慮なく連絡ください。気付き次第復旧致します。

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生きていたコミュニティ(追記あり)

電気が通じたことで、拙宅は調理・入浴ができるようになった。
首都圏では計画停電・東京電力への悪感情のため評価が一気に落ちた
「オール電化」だが、実はガスは復旧が遅い。
ガス局がまず最初にするのは、各家庭のガス管を締めることだ。
ガス漏れ爆発を防ぐためだが、当然大都市では時間がかかる。
それから供給体制の再点検を始め、再稼働にこぎつける。
再び各家庭を訪れてガス管の確認・開栓作業・・・。
仙台の場合、30年前の宮城県沖地震同様、復旧に一か月以上かかった。

この日曜の朝。おりしもマスター宅がある町内会では
月に一度の廃品回収日が行われた。
文字通りの大震災直後だが、廃品回収業者はなんとかガソリンを融通して
回収にくるという。

紙類・古着・なぜか飲料缶が回収品目。

時間に回収場所に出かけた。町内会の幹部たちがすでにそろっている。
トラックが来て、皆で廃品の搬入を手伝う。
その間、あんな震災を体験したばかりなのに、皆冗談を交わしている。
「この毛布など被災地に送ってもいいのに。」などと。

マスター宅も段ボール箱、残念だが父の蔵書の一部も廃品にだした。
今回出したのは普通の本屋で売られている、小説・ガイド類である。
マスターも読んだか、興味がないものばかり。
もっとも、のちに田中好子死去の時に
「黒い雨」のハードカバー本も出したことに気が付いた。これは残念である。

午後になり町内のマンションは、電気・水道ともに通じないまま
であることが口コミで伝えられる。
すぐに、連れ合いが父のために買いだめしていたミネラルウォータを
三本、マンションの自治会長に届ける。

もっとも、連れ合いはペットボトルを持ち帰ってきた。
「すでに十分間に合っている」と自治会長に言われたそうである。
おそらくマンションの配電盤・給水装置がダウンしたのだろう。
一軒家に明かりがついているのをマンションの人たちは
どのような思いで眺めていたのだろうか。

廃品・マンションの件、大叔父(正確にはまた従弟?)が
一人住まいの家を見回っている事、町内在住の医師が
自発的に避難所になっている学校を回って被災者の健診をしている姿。
まだ今回の被災地ではコミュニティが生きていることを痛感した。

近所付き合いを意識的に避ける人もいまは多いが、
隣家への挨拶などの最低限の付き合いは、生存上しておくべきだ。
2011042915410001.jpg
写真は近くの町内会の張り紙。
マジックやパソコンでなく毛筆なのがイイ。


蒸し暑しハンカチを二枚用意する

2011年9月10日追記
「黒い雨」のハードカバー。廃品にだしたというのは
マスターの記憶違いでした。
最近、仙台宅に戻ったところ、
無事本棚脇に積まれていたのを確認しました。
おそらく捨てるかどうか迷ったのでしょう。
その思いが「捨てた」という記憶になったのだと思います。
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