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こんな映画を観た「鬼が来た!」

第二次大戦末期。黄河流域の一村落。
日本海軍の小部隊が駐屯しているが、
村人はそれなりに「鬼」たちとうまくやっていた。

ある村人の家に突然、布袋に突っ込まれた
日本陸軍兵と満州人通訳が、理由も告げられず
何者かによって放り込まれる。

単なる「反日映画」でもなく不条理の世界が描かれている。
どのシーンを説明しようとしても「ネタバレ」になってしまう。
安っぽい解説を拒否するのは、監督・脚本が只者でない証拠。

日本降伏後、文字通りアメリカ兵を後ろに従えた
国民党軍将校の「勝利と反共演説」のシーンが面白い。

香川照之をはじめとする日本人俳優もよくその特徴を
捉えらて演ぜられてる。

中国側の村長と日本軍将校の公式の意思疎通は
漢文による文章のやり取りというのは
長年の東アジアの流儀を強調して考えさせる。

日本軍が村民を宴席で突然だまし討ちにするシーン。
日中戦争ではしらないが、
戦国時代や対アイヌ戦にはよくあったことなので
この辺の洞察や勉強もよくしている。

中国で上映禁止になったそうだが、
何を現政府が「危険」と捉えたのか
マスターの拙い政治理解ではうまくかけない。


新涼か窓から仄かに風入る






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(2002/11/22)
チアン・ウェン、香川照之 他

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