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トラウマ

一週間ほど前のことである。
NHKで名取市閖上(ゆりあげ)の復興の様子を特集する番組があった。
閖上はマスターの仙台宅近くのバス停から乗れば一時間もかからない漁港である。
幼少時から魚釣り、海水浴、採り立ての魚料理を出す店などに出掛けており、
東日本大震災の津波被災地ではマスターにとって一番馴染みのある場所である。
閖上産の魚を金属箱の背負子に担いだ女性の行商たちは、
「閖上のおばちゃん」と呼ばれて仙台市民に親しまれていた。

珍しく定時にテレビの前に着き放送開始を待った。
まず最初にでたのは、あの整然とした畑が、どす黒い津波に覆われていく画像だった。
ヘリコプターから写したのだろう、カメラは縦パンをすると、海水に覆われた閖上市街地が
映し出された。一部の一軒家からは炎が見える。
3月12日の河北新報一面を飾った写真は、おそらくこの映像から起したのだろう。

そこまで見たとき、マスターはテレビのスイッチを切ってしまった。
あの震災を宮城県栗原市で体験したマスターは、フラッシュバックを起してしまったのである。
トラウマが残っていることに我が身ながら慄然とした。

9・11の時にWTCが崩壊する画像が、多くの人にトラウマを引き起こしたという理由で
今ではあまり使われなくなった。
同様に、今回の番組も津波の映像は必要なかったのでは。
もし、津波の映像がなければマスターはちゃんと見ていたであろう。

産経新聞に3・11を中心とした東北地方の夜間衛星比較写真が掲載されていた。
eisei.jpg

真ん中の3・12夜の写真。マスターばかりでなく、多くの被災者(なかにはヘリの救出が
遅れ、二日目の夜も吹きさらしの屋上や屋根で迎えていたいた人たちもいる。)が
あの暗黒のなかで、恐怖と寒さに震えていたのである。

様々に想いありしか虫の声
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