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大峰・海南・高野山・京都・同行何人?その5

大粒の雨は一晩中降り続けた。そしてやむ気配はない。
ここで停滞も考えた。でも少し歩けば登山道は車道と並行するはず。
つまり脱出不可能な山中ではないので、ずぶ濡れ覚悟で出発をする。
雨をたっぷり含んだテントは重い。
シュラフは乾いているが、ザックの中でテントの水を吸い込むだろう。
今日は玉置神社を過ぎて、行けるところでまで行き、テントを張る予定。

貝吹金剛(名前からみると法螺貝を吹きたくなるような見晴らしの良い
場所を想像したが事実は逆)の窪地を出発。同宿のツェルトの方は逆方向へ。
すぐに疎林のなかの緩やかな登り。これまでとは勝手が違う。
緩やかな登降を続ける。雨は相変わらず降っているが、樹林のため風は気にならない。

途中で「21世紀の森」への分岐点を見る。
そういえば、行者さん一行は昨日「『21世紀の森』に一旦降りて
泊まるか。」と話していたのを思い出した。

ここは下調べでは森林公園だが、とりあえず雨露をしのげる
東屋位はあるのだろうか。

突然「21世紀の森」の方向から法螺貝の音色が聞こえた。
あの行者さんたち一行なのだろう。

そうか、法螺貝というのは単に祈祷のためではなく
山中に出会った他の行者さんたちに自分の位置を教えて
道中の無事をお互いに確認し合うための手段であったのか
と初めて悟った。古人のネットワークの智慧である。

雨中淡々と道を歩む。巻き道も設定されていて歩きやすい。
やがて車道に飛び出す。雨ゆえ通過する車も少ないが
登山服に雨具こそつけているが濡れ鼠のマスターを
通過する車の車中の人たちは興味深げに覗き込む。

何度か車道と登山道は交差し、あるいは車道を歩く。
玉置山への入り口のあたりで、行者さん一行が追い付く。
先ほどの法螺貝はやはり行者さんが吹いたそうだ。

行者さんとはここで別れる。
玉置神社の後は無事下山されたのだろう。
(玉置神社のあとは本宮まで宿泊施設はない)

玉置山頂は何もなかった。雨で景色も見えない。

山頂から急降下。神社の奥ノ院に裏側から入る。
やがて石段の急降下で神社本殿の裏側に飛び出す。

正面は熊野側を向いているようだ。裏口入社である。

法螺貝に驚き飛び出す藪の鳥



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