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最初の人間 2 背広と利き腕

さて、本作鑑賞中気になったことを二点。
一点目は主人公(コルムリ)の背広姿である。
本作では現在のシーンでは一貫して背広を着ている。
この背広姿。大概タイを少し緩めている。
アラブ人街では明らかに場違いで、道ですれ違う人たちは奇異の目を向ける。
さすがにそのアラブ人街に住む同級生の息子の助命嘆願で、
フランス人役人に会うときはタイを締めなおしている。
さらに爆弾テロの現場では砂塵を頭から被る。

フランス本土より暑いのだから、背広ばかりでなくても良いだろうが
おそらく背広姿=フランス側 を暗示する監督・脚本のこだわりがあるのだろう。

もう一つ気になったことがあった。
コルムリの利き腕である。
幼少時は食事・筆記ともに左利きである
しかし、カフェで手帳に草稿を認めているとき
(そのときテロに遭遇する)は明らかに右利きである
このシーンは予告編でも幼少時の筆記以外は確認できる。
検索したが、カミュが左利きという記事にはヒットしなかった。
でも、当時のフランスでも高学歴になると矯正を受けたのかもしれない。
構成度の高い映画なので、たまたま子役が左利きだったとは思いたくない。

その他、ロバ・野犬・羊などの動物の姿が
映像表現上、重要な役目を負っているのが
動物好きにはうれしい。

以上、もしかしたら原作で言及しているかもしれない。
マスターも帰りにカウンターで原作を買ったが、しばらくは積読状態だろう。
最初の人間 (新潮文庫)最初の人間 (新潮文庫)
(2012/10/29)
カミュ

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「まだいるぞ!」叫ぶかのよう路の雪
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