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こんな本を読んだ「超格差社会・韓国 (扶桑社新書 56)」

著者は「1970年代から韓国ビジネスにかかわっている」者というふれこみだが
種を明かせば某有名新聞のソウル支局長経験者である。
あえて変名と偽のプロフィールを用い実力勝負に及んだ次第である。
著者自身あるサイトの自己紹介欄でこの本を挙げているのでネタバレは許してくれるだろう。

ここに紹介されている韓国社会については、著者はほかの実名で書いた著作同様、
いいとも悪いとも言わず淡々と事実を述べているのがほとんどだ。
しかし変名ゆえかわずかに著者の意見をのぞかせている。

たとえば韓国財閥の一族支配構造と北朝鮮政府のキム一族支配の構造が類似していることは
他の識者が古くから指摘しているところだが、それを踏まえてか
韓国財閥が創業者から三代目への権力移譲に汲々としている描写をとらえて
すでに実力社会に突入して法整備も行われており、三代目への世襲はうまくいかない、
また認めてはいけないと断言している点がある。
つまり暗に北朝鮮の「三代目世襲」も「うまくいかない。認めてはいけない」
と言っているわけであり、この筆者にしてはかなりはっきりとした意思表示をしている。
長年韓国社会を見つめ、韓国政財界に太いパイプを持つ著者の言だけに
その意味は大きく重い。

単に「韓国社会は絶え間ない競争社会。韓国人は走りながら考える。」という
表のメッセージばかりでなく、著者が伝えたい裏メッセージも読みほぐすのが
この本の読み方の一つでもあろう。

空梅雨やいつもの原で遊ぶ猫


超格差社会・韓国 (扶桑社新書 56)超格差社会・韓国 (扶桑社新書 56)
(2009/08/28)
九鬼 太郎

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