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マスターの山仲間の息子さんの葬儀

首都圏某所で、私の山仲間の息子さんの「お別れの会」が開かれ、
私も他の山仲間と一緒に列席させていただきました。
会場は故人夫婦の若い同僚・友人たちで埋め尽くされ、どうしても中高年が多い
普通の葬儀とは違い「夭折」の二文字が頭をよぎりました。
まず式典をキリスト教式にした理由を神父さんから説明を受けました。
故人の叔母さんの葬儀が叔母さんの入信していたキリスト教式だったそうです。
それに列席した故人が「お母さんの葬儀は、明るくキリスト教式でするから。」
と述べていたのを故人の母親が覚えており、個人の「遺志」を尊重したそうです。
故人が屈託なく、しかし ネットで叩かれているほど
「能天気」ではない30年間を生きてきた事がこの一件でも よくわかりました。

 大学進学も就職も決して一筋縄ではいかなかった旨、説明がありました。
故人の幼馴染、学生時代の友人でマスコミ勤務の方、親戚の弔辞、
そして療養中で列席がかなわない奥様からのメッセージが
淡々としかし涙交じりで読み上げられました。
故人が結婚式の直前に両親に送った手紙の文面は
故人がいかに自分より他人を思いやる人に成長したかを
自ら書き記していました。

故人にこれほどの文才があるとは驚きました。
残念です。

社内婚ですが、故人の勤め先の上司・役員などの
弔辞はなく、あくまで「個人」としての葬儀進行が
行われたのは、やはり「若い会社」ゆえの理解があるからでしょう。
創業年数を威張るだけのカイシャではこうは行きますまい。

マスコミには明かされていない、旅行の詳しい日程、
事件の最後の様子なども伺うことができました。
(何を言ってもネットで叩かれるからでしょう。
賢明な判断だと思います。)

齢30での夭折・横死ゆえ、会場では列席者のすすり泣きが絶えません。

「結婚式の『花婿の父』となって一月もたたないのに、
『花婿の喪主』となってしまった。」
 「まだ、息子の『新居』に出かけて後片付けができない。」
 「息子はどこか遠い国に赴任したものと思っている。」
  と、息子さんの死をいまだ受け入れられない
  お父さんの言葉が胸に刺さります。

「これからどうやって生きていけばよいのだろう。
天国があるならば、あの時一緒に死んでいればよかったかも。」
と今の思いを書き綴った奥様。(神父さんが代読)
奥様は典型的なPTSDに罹患しているようです。

列席者一人ひとりは、おそらく自らの無力さを噛みしめたかと思います。

終了後、山仲間で近くの居酒屋でお清め。
「お父さん」があの状態では、しばらく山行は勿論のこと、
飲み会も本人が息子さんの死を受け入れ、元気を回復し
さまざまな問題に目途が着くまで中止しましょうと
話をしました。

弱き陽や黒き服に消え去りぬ
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