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こんな映画を観た「K2初登頂の真実」

標高こそエベレストに譲るが、難易度ではエベレストを凌ぐといわれるK2。
この試作品というか無機質な山名がヤマヤの登攀意欲をそそるのでしょうね。

そこに初登頂を果たしたイタリア隊。
しかし登頂までの道のりは当初発表された美談ではなく、
初登頂の栄誉を得るための隊員たちの熾烈な争いの場だった。
というのが本作の眼目です。

映像的には特に見るべきものはなし。
山岳美を求めたい人には物足りないかもしれない。
人間ドラマも掘り下げが甘い感じがして、今一つ感動にはならず
ヤマ場も説明不足か見る方は不完全燃焼に陥る。

登山道具の考証はしっかりされているようだ。
8000メートルの高山に登るのに
マスターが登山を始めたころ(というか今もマスターは
そのころのスタイルを墨守している。)同様の、
革製登山靴、ニッカーボッカー、カッターシャツ
寒くなればセーターにヤッケ。
アイゼンは重い鉄製。ピッケルはウッドシャフト。
実はいまどきの山道具屋では革製登山靴以外は
めったに売っていない。探すのに苦労する。

あの装備でもK2に登れたのだから
マスターは今後も皆に「懐かしい」「もっといいものがあるのに」
と山中で言われようが、この映画の登山スタイルを維持しましょう。

イタリアも日本のマナスル登頂同様、敗戦でしょげている国民を
元気つけるためにK2登頂を目指したのは理解できました。

最近次々と外国の山岳映画が公開されているのだから
日本もマナスル登頂を映画化すればよいのにと思った。
でも、四畳半映画しか作るつもりのない日本映画界には無理な相談だが。

本作を見終わったら、別作品「ホドロフスキーのDUNE」の初回上映を
待つ若者が大勢いた。連続してみようかと一瞬思ったが
アタマが混乱するのは確実なのでやめた。

しっとりと雨降る梅雨が懐かしや
(有楽町のミニシアターで鑑賞)
予告編です。

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